2023/04/13 12:27:00
ダイエットの悩み
痩せている人と太っている人の生活スタイルのちがいは?
投稿者:SG2,072 VIEW
2020-08-09 17:57:00
「体重がうまく減ってきたのに、突然減らなくなった……。」「ダイエットの方法を変えたわけでも、誘惑に負けたわけでもないのになぜ? 」
食事制限によるダイエットをしたことがあるなら経験があるのではないでしょうか。
実は一定期間、食事制限にによって体重が減少すると、身体は「飢餓状態に陥っている」と判断し、身を守るために体脂肪を蓄えようとしたり、エネルギーの消費量を抑えるといった状態に変化します。
これが「停滞期」の正体。自分だけが体重が減らなくなるのではなく、誰にでも起こる現象です。
このような停滞期は一般的に「体重が5%程度減った時」や、「ダイエットを始めて1か月ほど経った時」に起こりやすく、約2週間~1か月程度続くと言われています。
また、このタイミングでダイエットを諦めて以前の食生活に戻してしまうと、身体はエネルギー消費量を抑えた状態のままなので、非常にリバウンドしやすくなってしまいます。
リバウンドしやすいと聞いてしまうと、何としてもこの「停滞期」を早く抜け出したいもの。ではどうすればいいのでしょうか?
【停滞期から脱出するならチートデイ】
チートデイとは一言で説明するなら「週一の好きなものを食べて良い日」です。
一時的に大量のカロリーを摂って脳に食事制限をしていないとダマし、代謝を上げさせて停滞期を乗り切ろうとするテクニックです。
「そんな都合の良いダイエット法があるの?」と思うかもしれませんが、ボディービルダーなどの頻繁に体を絞ってる人達にとっては“常識”とも言える一般的な方法です。
摂取する食事の内容ですが、お菓子だけとかアルコールなど極端にならなければ、基本的になんでも好きなものを食べてOKです。
ここで注意点が、2つあります。
まず1つ目は、炭水化物、タンパク質、脂質を万遍まんべんなく増やすつもりで、バランスよく摂取してください。
栄養が偏ると恒常性とは別の問題で、減量できなくなります。
すべての栄養素をガツンと増やすことで、身体が飢餓状態を抜けたと思わせ、省エネモードから通常モードに切り替えるようにします。
2つ目に、1食だけ極端に増やすような食べ方ではなく、3食を全体的に増やすよう配分して摂取してください。
1食だけだと一時的に増えたことになり、身体を騙すことが出来ません、3食連続で増えることで、こちらも1つ目同様に、身体が飢餓状態を抜けたと思わせ、省エネモードから通常モードに切り替えるようにします。
●実施は一日のみ
減量ダイエット期間中は、常時カロリー制限と適度な運動をしていることと思います。チートデイは、限定1日のみです。2〜3日連続で行うことは、しないでください。
またチートデイ翌日からは、もとの減量ダイエット生活を維持するようにしてください。
●注意点チートデイを取り入れるつもりが、太ってしまうんじゃないかと心配になり、普段よりほんの少しだけ増やすというのは、もってのほかです。絶対に行わないでください。
上記の食事方法でも書きましたが、身体を騙すことが目的です。
翌日は体重が増えますが、水を1リットル飲んだ直後に体重計に乗ると、体重が1kg増えているのと同じ現象です。
成功していれば、2日目から体重が落ち始めます。
●まとめ
チートデイは辛い減量期間中に好きなものを何でも食べれるので、ご褒美的にモチベーション維持にも役立ちますが、導入したばっかりに抑えが効かなくなり、ズルズルと摂取カロリーをもとに戻せなくなっては本末顛倒です。
あくまで停滞期を乗り越える対処法の一つですので、普段から辛いと感じるほどの極端な減量法ではなく、無理のない方法で行いましょう。